【千石もなか】地下から空まで駆け上がる、異端で愛すべき才能の変遷

【千石もなか】地下から空まで駆け上がる、異端で愛すべき才能の変遷

AV界のカメレオン、それが千石もなか。元々は地下アイドル「はぴゆん」としてステージに立ち、2022年にはkawaii*専属でAVデビュー。その後もアイドル魂を忘れず、歌手活動やユニット結成(ADDICTEAR)を並行するなど、もはや“職業:千石もなか”としか言いようがない多動型タレントだ。


彼女のキャリアはまるで遊園地のフリーパス。観覧車で歌い、ジェットコースターで潮を吹き、メリーゴーランドで監督デビュー——破天荒でありながら、計算された自己プロデュース力が光る。

デビュー作『地下アイドルからセクシーアイドルへ転身!』はタイトルからして衝撃だが、中身も期待を裏切らない。

その後も「お漏らし系」や「近親相姦系」「水責め系」など、企画単体女優として体当たりの作品に出演。しかもただ出るだけでなく、「Fカップロリフェイス」+「エロ全開MC」な異端性で、ファンの記憶に深く刻み込まれている。

そして特筆すべきは、2024年よりAV監督「もなか」としての活動も開始。主演と監督を同時にこなす二刀流スタイルは、まさに“現場で最も信用できる変態”。

アイドル活動への情熱も冷めることなく、2024年には百咲みいろと共にユニット「ADDICTEAR」を結成。1stシングル『アデリア』ではラップパートの作詞も手掛け、自作自演のプロデュース魂を炸裂させた。

ここでの活動名義は「スバル」。まさかの青担当。ちなみに百咲はピンク担当の「Spica」。ツインプラネット感がすごいが、中身は泥臭いライブアイドルそのもの。だからこそ、ファンは“もなか沼”に沈んでいく。

千石もなかの面白さは、彼女の性癖にも表れている。

高校時代の膀胱炎エピソードを笑い話に変え、童貞好きだった過去や、3Pエピソードすら赤裸々に語る潔さ。これぞ「全部やってみたい」精神の体現だ。

それはただの下ネタではない。彼女の作品を観ると分かるのは、視聴者に“性”ではなく“物語”を届けようとしていること。変態でありながら、芯にあるのは創作への真剣さ。AVは彼女にとって、人生の延長線なのだ。

千石もなかってどんな人?

元地下アイドル出身のAV女優・監督・歌手。マルチすぎて逆に説明が難しい人です。

なぜAV女優になったの?

「新しいこと、変なこと、いっぱいできそうだから」という好奇心全開の理由。むしろ清々しいです。

監督としての評価は?

2024年よりGIGAや三和出版で監督デビュー。演出も編集もガチで、本気で“撮ってる”感が伝わります。

歌手活動も続けてるの?

ユニット「ADDICTEAR」として音楽活動中。本人作詞のラップパートもあり、リリックにも“もなか節”が光ります。

今後の出演予定は?

監督作品、イベント出演、アイドルライブなど多方面で継続中。レフカダ新宿での定期イベントが中心です。

AV女優、監督、歌手、そしてアイドル「スバル」——どれか一つでも成立すれば十分なはずだが、千石もなかはすべてを並行してやってのける。しかも楽しそうに。

「やったことないこと、全部やってみたい」という精神が、観る人の心を揺さぶる。そして気づけば、我々は彼女の“実験的人生”を応援したくなっているのだ。

今後も彼女の変身と挑戦から目が離せない。

Haruki

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